心の温度 ~Close my・・・~の新着ブログ記事
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「かくれんぼ」
肌を刺す冷たい風 今、吹き抜けた白は 街を染めるのでしょうか? ポケットから手を出さないのは こぼれ落ちそうな想いと 伝えられなかった言葉を ギュッと握りしめていたから。 何度も 何度も 握りつぶそうとしたのに 左胸がキュッと泣いて それを許してくれない。 頬を優しくなでる風 いつの日か吹き抜ける... 続きをみる
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「影絵」
「影絵」 あなたの瞳に映らないあたしだけど あなたの事を想っています。 その想いは時々、 涙になり 勇気になり 弱さになり 強さになります。 自分で気付かないけど どこかの誰かに 何かを与えているのです。 知らないところで誰かを元気づけたり 知らないところで誰かを傷つけたり。... 続きをみる
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「綺羅」
「綺羅」 だけどボクは神様なんかじゃない。 だけどボクは仏さまなんかじゃない。 あいまいな言葉だけ残しても 風に吹かれるだけ。 今宵 星降る蒼い夜に 手と手を繋ごう。 一人じゃ何も出来ない僕ら。 千差万別な心でも ひとつになれば きっと世界をも変えられる。 機械やコンピュ... 続きをみる
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「淡伝」
「淡伝」 冷たい風は その心をその身体を 凍らせていないだろうか? 遠く離れた場所で 同じ空を見上げてるキミよ。 限りなく淡いこの繋がりから 何かを伝える事は難しいかもしれない。 だけどボクには ただ詩うことしかできない。 自己満足? 偽善? 優越感? 時々ボクは自問自... 続きをみる
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「不無」
「不無」 どんなに苦しくても どんなに悲しくても 頑張れる理由はそれぞれにあって でもときにそれは 自分の逃げ道をふさがれた気持ちになって 逃げ出すことも出来ずに 重荷に感じることもあるでしょう。 苦しみも悔しさも きっと 頑張っている人にしか現れない。 だけど 努力する... 続きをみる
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[復習」
「復習」 隠したい過去なら 隠せばいい。 忘れたい事なら 忘れればいい。 戻すことの出来ない時間に 「こうすればよかった」とか「こう言えばよかった」とか 思うことを どうして「今」出来ないの? そんなんじゃ過去に戻れたとしても何も変わらない。 その胸の中にある気持ちを ... 続きをみる
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「夢中」
「夢中」 吸い込まれそな青い空。 ボクの心に詰め込んで 今日こそキミに話しかけれたらいいな。 いつもすれ違うだけで 挨拶さえも出来ない。 でも もしもキミに好きな人がいたら・・・ なんて考えると今日も何気ない一日で終わるのだろう。 優しく夜を包む紫の空。 キミの心に届けられ... 続きをみる
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「物語」
「物語」 特に何もなかった日だって ただただ忙しさに追われた日だって 良いことや悪いことがあった日だって それぞれの物語の続き。 学校でも仕事場でも 家でも病院でも 居たくない場所でも空が見えない場所でも それぞれの場所で それぞれに闘っている。 ねぇキミの物語に どれだけたく... 続きをみる
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「重悔」
「重悔」 知らないから知りたい。 全てを知ってしまったら それはもう興味がなくなる? 無償の愛さえも 当たり前になってしまう? 「私のこと好き?」 「ずっと一緒だよね?」 「〇〇のためだよ。」 そんなキミの言葉達は 全部、ボクの宝物だったはずなのに。 ねぇ どうし... 続きをみる
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「嘘つき」
「嘘つき」 すみれ色の夜。 はしゃぎ過ぎたその後は 急に寂しさが募って。 キミの家までの帰り道 ボクは急にコンビニに寄って帰ろうと言った。 喉なんて乾いてない。 お腹なんて空いてない。 見たい雑誌なんか何もない。 ただ キミと居れる時間がもう少し欲しかっただけ。 ご... 続きをみる
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「白紙」
「白紙」 「何のためにキミは歌うの?」 「何のためにキミは文字を打つの?」 「何のためにキミは画像を撮るの?」 冷たい風に吹かれ忙しく行き交う人たちに 踏まれた枯葉がボクに問いかけてくる。 存在理由を探してる? 居場所を探してる? 同志を探してる? そんな難しい事じゃない。... 続きをみる
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「彩織」
「彩織」 何気ない昨日に ひとしずくの影が落ちたのは きっと 寂しげな瞳の色彩の哀愁。 何気ない今日に ひとしずくの光が射したのは きっと ささやかな出会いの奇跡。 何気ない明日に ひとしずくの虹が架かるのは きっと 穏やかな陽だまりの絵画。 歌を忘れたカナリア。 星降る蒼... 続きをみる
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「道半」
「道半」 気がつけば ずいぶんと歩いてきた道のりが それぞれの背中にあって それは平たんな道でもあり山谷のある道でもあり 誰かにわかってもらうには とても一言では語り切れない。 階段を上る時 階段を下りる時 何かを失った時 何かを掴んだ時 ボクはボクのままでいられたのかな・・・? ず... 続きをみる
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「心真」
「心真」 「キミをギュッと抱きしめたのなら この腕の中へ キミの不安も後悔も寂しさも 消えてしまえばいいのに。」 子供の頃 あんな大人になりたくないと思ってた大人に なってしまったボクは 日常に 多数決に 自分の心の弱さに 流されてきたのかな・・・ 何かを背負う勇気と 何かを守... 続きをみる
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「嘘真」
「嘘真」 一生懸命に頑張っても 結果が出ない事もある。 一生懸命に頑張っても 認められない時もある。 だけど 卑屈にならないで。 自分を嫌いにならないで。 誰かを恨んだりしないで。 そこからまた歩き出せる自分を夢を希望を 信じて下さい。 頑張った自分を 褒めて下さい。 ただ何度も同じ事を... 続きをみる
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「音符」
「音符」 日常の日々に たくさんの疑問符が飾られ 奏でるボクらの音は アスファルトの喧騒の一部となり かき消されてゆく。 何が真実で何が嘘で 何が愛情で何が偽善なのか わからなくなるよ。 キミのその敷き詰まった五線譜繋がりに 休符を入れてみようよ? 突っ張った線は必ずいつか切れるか... 続きをみる
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「森海」
「森海」 深い森の中 迷い子になったあなたとボクへ。 「あなたの人生」は あなたに何も問いかけていません。 だから「答え」なんて 初めからないのです。 ただその旅の途中は 答がないからこそ不安で迷うのです。 立ち止まって、後戻りして、 傷ついて、傷つけて。 繰り返す日々に臆病... 続きをみる
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「灯台」
「灯台」 遠くを見据えると足元を見失う。 目の前ばかり見ると道を見失う。 そのバランスを取ることで精一杯で 見失うは大切なもの。 ボクの手とつないだキミの手は 未来に不安がいっぱいで 強く握ることでボクに語り掛けていた。 街に溢れる愛のうたの言葉よりも 映画の胸キュン... 続きをみる
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「朝顔」
「朝顔」 きっとこの恋は キミに届かない。 輝いているキミには この小さな光は見えないから。 ただ 「おはよう」と駐輪場で交わせた朝は 一日が幸せで過ごせる気がしてる。 数学も体育も嫌いなのに キミに会える場所だから 夕暮れのオレンジに伸びた私の影は 明日へと繋がっている。 ... 続きをみる
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「覚悟」
「覚悟」 雨上がりの雲の隙間から 青色が広がれば キミの心も少しは晴れるだろうか・・・ その 頬を伝う一粒一粒の キミの涙の重さを ボクは知らない。 それなのに どうしてボクの頬にも 涙が伝ってゆくのでしょう・・・ キミが泣いていると なぜこんなにも悲しくなるのでしょう・・・ キミの歩いてきた道で... 続きをみる
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「伝温」
「伝温」 舞い落ちる白い雪は 街の灯りで赤や青に染められ アスファルトに音もなく 落ちて 溶けて 消えた・・・ ボクは両手を広げ 白い雪を受け止めたけど 溶けて 消えた・・・ キミに降り注ぐ寂しさや悲しみは ボクの両手で受けとめたのなら 溶けて消えてくれるのだろうか・・・? ... 続きをみる
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「国境」
「国境」 誰が誰を嫌いだとか 誰がどんなでキモいだとか 自分のことを棚に上げ 今日も文字が飛び交う世界 嘘や知ったかぶりで 仲間はずれにならないように 同調に翻弄し 話を合わせて。 心が疲れきっているのに まだ安心出来ずに 眠れずにいるのかい? 誰かの心からの言葉や 誰... 続きをみる
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「不言」
「不言」 いつも当たり前のように やって当たり前のように 思われてしまいがちな事にも きっとたくさんの気遣いや優しさが そこには隠れているのでしょう。 ふとした瞬間にその優しさが そっと染みこんで 改めてキミの大切さに気づかされる。 いつもは言えてない言葉。 「今日もお疲れ様。いつもありがとう。」... 続きをみる
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「重奏」
「重奏」 時間を刻む時計の針の音 静寂の中で 今宵も白いうさぎは膝を抱えてるのかい? 毎日が流れてゆく・・・ その流れに乗っても 石ころになって抵抗しても たどり着く場所は大海原。 誰の憧れを追ってるの? 誰のスタイルを真似するの? 誰の物差しで判断してるの? 自分に出来ないこ... 続きをみる
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「伝言」
「伝言」 冷たい雨。 憂鬱が訪れては 頭痛にうつむく。 「優しいうた」は歌う。 「止まない雨はない。」と。 だけど それぞれの心に降る雨粒の理由に それぞれに合った傘は用意されてなくて・・・ キミの心は 晴れていますか? 雨が降っていますか? いつかの笑顔は 忘れてないですか... 続きをみる
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「偽善者」
「偽善者」 見えないものに対峙するには 勇気と信念が必要。 「きれいごと」では どうにもならない事はたくさんあるでしょう・・・ 明日に何も期待も光も持てないくらいに 疲れ切った心で 無理に笑顔を作るから 余計に抱きしめたくなるよ。 だけど・・・ それさえも「きれいごと」で「自己満足... 続きをみる
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「不確」
「不確」 -忘れたくても忘れられない過去の破片。- もしも「心」を見失い 独り怯えているのなら 真っ白な空で 包んであげるから。 -不安と寂しさと疑心の毎日。- もしも「信」を失くし 独り苦しんでいるのなら キミが瞳を開くまで 何も言わずに ただ・・・ぞっとそばに居るから。 ... 続きをみる
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「角砂糖」
「角砂糖」 強く強く大切に握りしめてしまうと 壊れてしまうものもあるのでしょう・・・ 瞳には映らない大切なものほど 壊れやすい硝子細工。 光の中に居ても 闇の中に居ても 居たくない場所に居ても 安らぎの場所に居ても それぞれの手の中に それぞれの心の中に 大切なものは居てくれます。 何も言... 続きをみる
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「咲夜」
「咲夜」 冷たい風が 窓を叩く夜に ため息の花を 部屋中に飾って。 計り知れないキミの想いに 肩を叩くような言葉はかけられなくて・・・ 見上げる空は同じなのに 見上げる想いは幾千も違って いつかボクの空とキミの空が 同じになるなら キミがため息をつく暇もないくらい たくさんの話を聞かせ... 続きをみる
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「半月」
「半月」 静寂が鳴り響く 時計のリズム。 何かに頑張り 何かに期待し 何かを信じて 何かを失う。 喧騒の日常に 行き交う無言。 何かに怯えて 何かを疑って 何かにつまずいて 何かに悔し涙流して。 苦しみや不安や理不尽は きっと何かを頑張ってる人や きっと何かを目指してる人の前にしか ... 続きをみる
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「大切」
「大切」 誰もが自分で精一杯で 周りの景色も見えなくて。 ボクはキミの 不安や寂しささえも 気付いてあげられなくなっていた。 「大丈夫」と言うキミの裏側の 強がりの笑顔は ボクの心を締め付けた。 「大切なもの」は大きく切ないもの。 日常に慣れてしまい 流してしまう当たり前のことは 本... 続きをみる
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「秋色」
「秋色」 秋色の寂しさに 詩を忘れた青い鳥。 信じることに疲れて 疑うことに疲れて 今日が終わった後に 訪れる闇雲。 あなたがこの左胸に住み始めて 「一人ぼっち」を感じてしまうのはどうして? 誰も心に居なかった独りの時には 感じなかったのに・・・ どうして涙が頬をつたうので... 続きをみる
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「同じ夜」
「同じ夜」 茜色の空に涙 ひとしずく。 沈みゆく夕陽に 「想い」を重ねて。 やりきれない気持ちも 我慢した涙も 弱音を吐くことも 逃げだすことも 許してもらえなかったんだね 理解してもらえなかったんだね たった独りで戦ってきたんだね。 あなたのその心を 完全に理解してあげることは出... 続きをみる
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「裸足」
「裸足」 辛いこと 苦しいこと 楽しいこと 嬉しいこと 幸せなこと 涙したこと たくさんの感情達は 幾重にも心に重なって キミを強くしたり キミを弱くしたり・・・ いつの日も笑顔じゃいられないから・・・ もしも今日は泣いたのなら 明日は笑顔が増えてほしい。 去りゆく季節があ... 続きをみる
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「明日」
「明日」 揺れる水面に 月灯りひとしずく。 揺れる木々の葉に 星屑ひとしずく。 そんな景色にも 乗り越えてきた厳しさが あるからでしょう。 キミのその寂しさの向こう側に キミのその悲しみの向こう側に キミのその涙の向こう側に きっと・・・必ずあるんだよ。 キミを悩ます すべ... 続きをみる
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「芽」
「芽」 もしも明日 晴れたなら 二人で小さな鉢植えを買いに行こうね。 もしもキミの 涙が止んだなら ボクの心から キミの心へと 虹を架けるから。 「何を植えるの?」 悩まなくても大丈夫。 鉢植えだけを買いに行こう。 「キミとボクとの間に芽生えた 小さな未来」
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「伝想」
「伝想」 もしも言葉に温度があるのなら あふれ出る感情をたくさん届けて その心を その身体を 包み込めるのに・・・ もしも心に翼があるのなら この大空を 銀の翼で超えて どんなに離れていても 飛んで行けるのに・・・ 「そばに居るよ」 と言うボクの言葉の意味を 瞳に映らないこんな淡い... 続きをみる
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「天歌」
「天歌」 誰にも見せないキミの心の奥の 奥に閉じ込めている宝物に そっと触れたくて 手を伸ばしたけど・・・ 息を止めたよ。 そっと小さく震えていたから。 だから今は このまま 気付かないふりをしているね。 いつか きっと 幸せを手にしたとき いつか きっと 幸せを感じたとき ボクのウタは忘れて下... 続きをみる
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「傘」
「傘」 降り始めた雨に・・・ 眠らない街の灯りが にじんでは 弾けて。 赤と青の煌めきは その心に影を堕とす悲しみを 万華鏡に変えて。 クルクルと回して のぞき込めば きみがないていた。 キミが泣いていた。 君が泣いていた・・・ その心に降る雨に ボクの傘を。
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「優しい朝」
「優しい朝」 誰かを想う あなたの横顔は 月の裏側・・・ きっと・・・ ・・・だから 余計に愛しくさせるのでしょう。 「星巡りのうた」 「そっと月(あなた)の裏側を 優しく包んであげたい」 月が流した流れ星 あなたが流した涙 何も出来ないボクは あなたの長い夜が 太陽に優しくされるように ただた... 続きをみる
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「鏡」
「鏡」 ねぇ・・・ キミはどうなの? 言いたい事を言えない心は 言葉さえも曖昧なのです。 伝えたい気持ちを伝える事に不安な心は 言葉さえも曖昧なのです。 誰のものさし? 誰の憧れ? 誰との比較? 誰の哲学? 誰の常識? 勇気を振り絞った言葉や行動の 心の奥の温度を感じ取れる? 誰か... 続きをみる
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「鳥のうた」
「鳥のうた」 誰にも気を許さず 誰にも隙を見せず 誰とも調和して 心を休める場所をなくし 迷子になってしまうのでしょう。 人知れず傷つき 矛盾を抱え どれだけ自分を抑えて・・・ 今宵はこの木で羽根を休めてごらん? 食いしばった唇をゆるめて グッと握りしめた手はほどいて。 ここからは月や星しか見えな... 続きをみる
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「月星とボク」
「月星とボク」 どんなに幸せだった昨日も どんなに辛かった昨日も 今日という日の「今」の 一部になっているのでしょう。 陽のあたる場所 何も見えない暗闇 たとえ今居るどんな場所からでも それぞれの始まりはそれぞれの心にあるのでしょう。 今までにつけてきた足跡。 今までにつけてきた傷跡。 無駄なもの... 続きをみる
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守織
毎日 少しずつ奪われてゆく。 毎日 少しずつすり減らしてゆく。 その心に 少しずつ隙間が出来てゆく・・・ そこに吹き抜ける 寂しさや不安は キミの笑顔を 少しずつ奪ってゆくのでしょう・・・ だからね キミの心に寂しさや不安が入り込めないように ボクがふさいでおくよ。 いつの日も キミが優しい夜に ... 続きをみる
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結歌
慌ただしく過ぎる毎日に どれだけの「キミの寂しさ」を 見逃してきたのだろう? どれだけ走っても ボクの距離はボクのままで。 すみれ色の夜に 星の音符で奏でる「優しい歌」 眠れない夜なら その心を背中から包み込んで 朝まで何も言わずに居るから。 吐いて捨てるほどある愛のうたより ボクの心臓の音で キ... 続きをみる
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初秋
少し冷たくなった風が アスファルトを通り過ぎて 街の雑踏をかき消して 誰かの寂しさを運ぶ。 ねぇ繰り返す日常に いったい何を求めるの? ねぇ繰り返す日常で いったい何を探してるの? 肩をたたくような言葉。 心を刺すような言葉。 どちらも間違いじゃない。 少し冷たくなった風は いつかどこかで温かい風... 続きをみる