ただの趣味です。ただただ 想うがまま・・・
「道半」
「道半」 気がつけば ずいぶんと歩いてきた道のりが それぞれの背中にあって それは平たんな道でもあり山谷のある道でもあり 誰かにわかってもらうには とても一言では語り切れない。 階段を上る時 階段を下りる時 何かを失った時 何かを掴んだ時 ボクはボクのままでいられたのかな・・・? ず... 続きをみる
「心真」
「心真」 「キミをギュッと抱きしめたのなら この腕の中へ キミの不安も後悔も寂しさも 消えてしまえばいいのに。」 子供の頃 あんな大人になりたくないと思ってた大人に なってしまったボクは 日常に 多数決に 自分の心の弱さに 流されてきたのかな・・・ 何かを背負う勇気と 何かを守... 続きをみる
「嘘真」
「嘘真」 一生懸命に頑張っても 結果が出ない事もある。 一生懸命に頑張っても 認められない時もある。 だけど 卑屈にならないで。 自分を嫌いにならないで。 誰かを恨んだりしないで。 そこからまた歩き出せる自分を夢を希望を 信じて下さい。 頑張った自分を 褒めて下さい。 ただ何度も同じ事を... 続きをみる
「音符」
「音符」 日常の日々に たくさんの疑問符が飾られ 奏でるボクらの音は アスファルトの喧騒の一部となり かき消されてゆく。 何が真実で何が嘘で 何が愛情で何が偽善なのか わからなくなるよ。 キミのその敷き詰まった五線譜繋がりに 休符を入れてみようよ? 突っ張った線は必ずいつか切れるか... 続きをみる
「森海」
「森海」 深い森の中 迷い子になったあなたとボクへ。 「あなたの人生」は あなたに何も問いかけていません。 だから「答え」なんて 初めからないのです。 ただその旅の途中は 答がないからこそ不安で迷うのです。 立ち止まって、後戻りして、 傷ついて、傷つけて。 繰り返す日々に臆病... 続きをみる
「灯台」
「灯台」 遠くを見据えると足元を見失う。 目の前ばかり見ると道を見失う。 そのバランスを取ることで精一杯で 見失うは大切なもの。 ボクの手とつないだキミの手は 未来に不安がいっぱいで 強く握ることでボクに語り掛けていた。 街に溢れる愛のうたの言葉よりも 映画の胸キュン... 続きをみる
「朝顔」
「朝顔」 きっとこの恋は キミに届かない。 輝いているキミには この小さな光は見えないから。 ただ 「おはよう」と駐輪場で交わせた朝は 一日が幸せで過ごせる気がしてる。 数学も体育も嫌いなのに キミに会える場所だから 夕暮れのオレンジに伸びた私の影は 明日へと繋がっている。 ... 続きをみる
「覚悟」
「覚悟」 雨上がりの雲の隙間から 青色が広がれば キミの心も少しは晴れるだろうか・・・ その 頬を伝う一粒一粒の キミの涙の重さを ボクは知らない。 それなのに どうしてボクの頬にも 涙が伝ってゆくのでしょう・・・ キミが泣いていると なぜこんなにも悲しくなるのでしょう・・・ キミの歩いてきた道で... 続きをみる
「伝温」
「伝温」 舞い落ちる白い雪は 街の灯りで赤や青に染められ アスファルトに音もなく 落ちて 溶けて 消えた・・・ ボクは両手を広げ 白い雪を受け止めたけど 溶けて 消えた・・・ キミに降り注ぐ寂しさや悲しみは ボクの両手で受けとめたのなら 溶けて消えてくれるのだろうか・・・? ... 続きをみる
「国境」
「国境」 誰が誰を嫌いだとか 誰がどんなでキモいだとか 自分のことを棚に上げ 今日も文字が飛び交う世界 嘘や知ったかぶりで 仲間はずれにならないように 同調に翻弄し 話を合わせて。 心が疲れきっているのに まだ安心出来ずに 眠れずにいるのかい? 誰かの心からの言葉や 誰... 続きをみる
「不言」
「不言」 いつも当たり前のように やって当たり前のように 思われてしまいがちな事にも きっとたくさんの気遣いや優しさが そこには隠れているのでしょう。 ふとした瞬間にその優しさが そっと染みこんで 改めてキミの大切さに気づかされる。 いつもは言えてない言葉。 「今日もお疲れ様。いつもありがとう。」... 続きをみる
「重奏」
「重奏」 時間を刻む時計の針の音 静寂の中で 今宵も白いうさぎは膝を抱えてるのかい? 毎日が流れてゆく・・・ その流れに乗っても 石ころになって抵抗しても たどり着く場所は大海原。 誰の憧れを追ってるの? 誰のスタイルを真似するの? 誰の物差しで判断してるの? 自分に出来ないこ... 続きをみる
「伝言」
「伝言」 冷たい雨。 憂鬱が訪れては 頭痛にうつむく。 「優しいうた」は歌う。 「止まない雨はない。」と。 だけど それぞれの心に降る雨粒の理由に それぞれに合った傘は用意されてなくて・・・ キミの心は 晴れていますか? 雨が降っていますか? いつかの笑顔は 忘れてないですか... 続きをみる
「偽善者」
「偽善者」 見えないものに対峙するには 勇気と信念が必要。 「きれいごと」では どうにもならない事はたくさんあるでしょう・・・ 明日に何も期待も光も持てないくらいに 疲れ切った心で 無理に笑顔を作るから 余計に抱きしめたくなるよ。 だけど・・・ それさえも「きれいごと」で「自己満足... 続きをみる
「不確」
「不確」 -忘れたくても忘れられない過去の破片。- もしも「心」を見失い 独り怯えているのなら 真っ白な空で 包んであげるから。 -不安と寂しさと疑心の毎日。- もしも「信」を失くし 独り苦しんでいるのなら キミが瞳を開くまで 何も言わずに ただ・・・ぞっとそばに居るから。 ... 続きをみる
「角砂糖」
「角砂糖」 強く強く大切に握りしめてしまうと 壊れてしまうものもあるのでしょう・・・ 瞳には映らない大切なものほど 壊れやすい硝子細工。 光の中に居ても 闇の中に居ても 居たくない場所に居ても 安らぎの場所に居ても それぞれの手の中に それぞれの心の中に 大切なものは居てくれます。 何も言... 続きをみる
「咲夜」
「咲夜」 冷たい風が 窓を叩く夜に ため息の花を 部屋中に飾って。 計り知れないキミの想いに 肩を叩くような言葉はかけられなくて・・・ 見上げる空は同じなのに 見上げる想いは幾千も違って いつかボクの空とキミの空が 同じになるなら キミがため息をつく暇もないくらい たくさんの話を聞かせ... 続きをみる