心の温度 ~Close my・・・~

ただの趣味です。


ただただ 想うがまま・・・

「朝顔」



「朝顔」


 


きっとこの恋は
キミに届かない。



輝いているキミには
この小さな光は見えないから。


 


 


ただ


「おはよう」と駐輪場で交わせた朝は


一日が幸せで過ごせる気がしてる。


 


 数学も体育も嫌いなのに


キミに会える場所だから


夕暮れのオレンジに伸びた私の影は


明日へと繋がっている。


 


キミが誰を想って
誰に傷ついて


毎日を過ごしているのか
わからないけど


キミの笑顔で
私は笑顔になれるから


 きっとキミの想いは
届くはず。


 
ちょっとした何気ない優しさは


別に私にだけじゃないと分かっているから


余計にキミは素敵なのです。


 


 私の恋は


叶うことはなくても


心の温度は下がらない。



 
また明日・・・


「おはよう」


が言えたらいいなぁ。

「覚悟」



「覚悟」






雨上がりの雲の隙間から


青色が広がれば


キミの心も少しは晴れるだろうか・・・




その


頬を伝う一粒一粒の


キミの涙の重さを


ボクは知らない。




それなのに


どうしてボクの頬にも


涙が伝ってゆくのでしょう・・・





キミが泣いていると


なぜこんなにも悲しくなるのでしょう・・・




キミの歩いてきた道で


どんなに辛い事や悲しい事があったのか


ボクはまだ出会ってなかったから


知ることは出来ない。




だけど


これからのキミの道を


これからのボクの道を


重ねてひとつにして


歩いていこうと決めたよ。




「永遠」なんてないけれど


過去と現在と未来は繋がっていて


一秒の一瞬の繋がりが伸びてゆく毎日の中で


キミの隣に居るから。

「伝温」



「伝温」


 


舞い落ちる白い雪は


街の灯りで赤や青に染められ


アスファルトに音もなく


落ちて


溶けて


消えた・・・


 


 ボクは両手を広げ
白い雪を受け止めたけど


 溶けて


 消えた・・・


 
キミに降り注ぐ寂しさや悲しみは


ボクの両手で受けとめたのなら


溶けて消えてくれるのだろうか・・・?


 


誰にも見せない辛い顔も


誰にも言えない弱音も


隠したまま頑張ってるキミを
 


ボクが強く抱きしめて


寒さにかじかんだその心を


温めてあげられるのに。


 
 かっこいい言葉なんて言えないから


ボクのこの手の温度で


キミの心へ伝わるといいな。


 
 


ぎゅっ・・・


「ほら。こうしていると 少しはあったかいよ?」